2011/02/27

Vendange Order


オーダーのVendange・RHODIAメモカバーこちらは昨年の個展で発表したブラスボタン付きの新しいタイプ、イタリアのブッテーロを使用した手染めのパープルです。





オーダーのVendange・カードコインケース(ミニウォレット)こちらも同様に個展で発表したブラスボタン付きのタイプ、イタリアのリスシオを使用したナチュラルですが、薄くムラ染めを加えています。双方ともお待たせして申し訳ありませんでした。

2011/02/26

Silver Top


Percian Turquoise Top



昨年の個展用に制作したシンプルなターコイズトップ、チェーン部分はカレンシルバー


Sunstone Silver Top

同じく個展用に制作したサンストーントップ、φ45ミリのコンチョをアレンジした物


2011/02/24

Diary


昨年オイルの補充に訪れたSTセミロングウォレット。現在では使用しなくなったドイツヌメですが、ベンズサドルとは違い上品な栗色に変化するのが特徴です。STウォレットは工房にいらした方のみご覧頂ける定番品で、カーブの少ないスマートなタイプです。





Brass Button Brace Single
友人である手作り時計作家”Gata"さんより譲り受けたレンズでの試し撮り,今後の小物の近距離撮影がとても楽しみになりました。のんきに写真を撮っている様ですが、制作に追われて焦っています。お待ち頂いて申し訳ありません。

2011/02/21

Order〜Diary Cover






先日行われた横浜インタースタイルと鬼子母神手作り市は無事終了致しました。お越し頂きありがとうございました。さて大変遅れをとっておりますベンズサドルの作品ですが、入荷したベンズが褐色に変わり取りかかり一点目となります。こちらオーダーの三年手帳カバーです。コンチョはφ35ミリのターコイズ付き、透かしのデザインに白い仕上げといつもと少し違った仕様です。後日HPのオーダーページで詳しくご紹介致します。

2011/02/05

Benz Sadlle・Liscio・Buttero


先日ベンズが入荷致しました。お待たせして大変申し訳ありません。
これより経年色に変化させてから制作に入ります。もうしばらくお待ち下さい。



二枚の写真はVendangeシリーズの革、リスシオとブッテーロです。今回よりこちらで制作致します。業界では最高品質といえば必ず登場するイタリアのショルダー革、市場でも多く使用されていて色数も豊富です。あえて注釈は入れませんが、「本当に素晴らしい革」これだけで充分であると感じています。これを手染めで染色するという贅沢な使い方、染色時の緊張感がたまりません。例えるなら新車ハーレーのタンクやフェンダーに自分でペイントを施すようなもの、やはり業界の方にはあまり好評ではなく他の革を進められましたが、そこをねじ曲げていくのも楽しい物が出来るのではないかと思います。
*ちなみにトップのベンズは5㎜厚近くある革を、1㎜弱に薄く漉いてしまうという贅沢な使い方、当初はちゅうちょしましたが現在は迷いもありません

2011/02/03

Tanner



先日都内某所のタンナーを見学しました。私の中で認識の薄かった豚革、ピッグスキン、アメリカンレザー系のアイテムでは特に使用しない素材ではありますが国内では流通も多く定番中の定番。雑誌、メディア等でよく紹介されるのは牛革のタンナーが多いので、豚革というと少し新鮮な感じもあります。今回、Vendangeの革小物に使用する裏ばり用の豚革を求めて行き着いた先が工場見学でした。既に手染めを行う表革は1年の試行錯誤を得てようやく決定致しましたが(革入荷情報と共に後日ご紹介します)裏革は未だに悩んでおります。インタースタイルの出展などもあるのできっちりと決定していきたいと思います。


工場の辺りは建物が非常に古く昭和を思わせる懐かしさ、自宅(川崎)の目の前が昔「化学薬品の工場」だったのでその風景に似ています。湯気や煙の立ち上る古い工業地帯からスカイツリーが、新旧共存という不思議な感じです。好きな映画「ブレードランナー」を思わせる近未来都市がありました。